くらし情報『料理失敗の後に。鍋やフライパンについたガンコな焦げの落とし方』

料理失敗の後に。鍋やフライパンについたガンコな焦げの落とし方

フライパンや鍋の焦げを取るために、まず皆さんがやるのはクレンザーや食器用洗剤を使ってスポンジやタワシで擦り洗いするのではないでしょうか。これではガンコな焦げは取れません。フライパンや鍋についたガンコな焦げを落とすために必要なのは「擦る力」ではなく、「化学の力」です。鍋やフライパンの材質ごとに合った洗剤を使う必要があるため、今回は材質別に紹介していきます。①ステンレス製の焦げvs重曹②アルミ製の焦げvsお酢③鉄製の焦げvs塩④テフロン素材の焦げvs沸騰させた水材質ごとに用意する洗剤や工程が異なるため、ご自宅の鍋やフライパンを確認してから是非実践してみて下さい。

2.ステンレス製の焦げvs重曹

料理失敗の後に。鍋やフライパンについたガンコな焦げの落とし方


ステンレス製のフライパンについたガンコな焦げを落とすためには「重曹」を使いましょう。熱を加えることで重曹が炭酸ソーダとなり、発生した二酸化炭素がしつこい汚れや焦げを浮かせてくれます。これまで、どんなに力を込めてゴシゴシと擦ってもなかなか取れなかった焦げが、面白いほど呆気なく取れちゃいますよ。
手順としては以下の通りです。1.焦げ付いたフライパンや鍋に水を張る2.大さじ2杯程度の重曹を入れて火にかけ、グツグツと10分程度沸騰させる3.沸騰したところで火を止め、焦げを箸や木べらで軽く突くとポロポロと焦げが取れます4.お湯を捨て、アクリルタワシやスポンジで丁寧に焦げを落とし切りましょうそれでも取れない場合は、大さじ1杯程度の「クエン酸」

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