料理失敗の後に。鍋やフライパンについたガンコな焦げの落とし方
4.鉄製の焦げvs塩
鉄製のフライパンについた焦げを落とすためには「塩」を使いましょう。食塩の成分である塩化ナトリウムが焦げに含まれる脂肪酸を分解してくれるのです。擦りすぎは厳禁ですが、粒子の粗い塩は研磨剤としての役割も果たすため、塩を焦げた箇所にまいて擦ることで簡単に落とすことができます。手順としては以下の通りです。1.鉄製フライパンを乾かしておき、焦げの箇所に塩を一掴みかける2.フライパンを火にかけ、焦げの箇所を加熱させる3.熱くなったら、少し濡らした綿タオルやキッチンペーパーで焦げを擦る4.焦げが落ちたら火を止め、フライパン全体を洗い流すこれだけで簡単に焦げを落とすことができます。フライパンはかなり熱くなっているので、擦る際には十分気を付けてください。ポイントとしては擦る布やキッチンペーパーを軽く湿らせておくことです。その際、落としたあとのアフターケアを忘れないようにしてください。
焦げを落としたあと、すぐに使わない場合は、キレイに洗って水気を取っておきましょう。また、キッチンペーパーなどにサラダ油をつけ、油でコーティングしておくと今後の焦げを予防することもできます。フライパンに1/3程度の油を入れて、弱火で5分程度温めて油ならししておくとなおよしです。