くらし情報『料理失敗の後に。鍋やフライパンについたガンコな焦げの落とし方』

料理失敗の後に。鍋やフライパンについたガンコな焦げの落とし方

5.テフロン素材の焦げvs沸騰させた水

料理失敗の後に。鍋やフライパンについたガンコな焦げの落とし方


傷つきやすいデリケートなテフロン素材は最も取扱いが厳しい材質です。金属タワシなどで強く擦ってしまうとテフロンが剥がれてしまい、焦げが付きやすく、サビの原因になってしまいます。これまで紹介した焦げの落とし方をそのままテフロン素材に試すのは厳禁です。そんなテフロン素材の焦げには「沸騰した水」を使いましょう。もともとテフロン素材は汚れや焦げが付きにくい素材のため、無理に取ろうとするのではなく、水を沸騰させるだけで簡単に取ることができます。手順としては以下の通りです。1.テフロン素材のフライパンに焦げが浸るまで水を入れて中火にかける(強火は厳禁)2.沸騰してしばらく経ったら火を止めて一晩漬け置きする3.次の日にスポンジの柔らかい部分でなでるように擦ると焦げがポロポロ落ちますこの方法は洗剤のパワーや擦る力ではなく、テフロン素材が持つパワーを最大限に活かすため、フライパンにダメージを与えることなく、落とすことができます。この方法でもし落ちない場合は、沸騰させる水に重曹や酢などを少量だけ入れ、沸騰させたあとに木ベラや箸などで軽く擦れば、焦げ付きを落とすことができるでしょう。

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