一生OL? それとも…? 女子の憧れ「美容系サロン」の始め方
卒業後は、実務経験を積んだり、検定試験にパスしたりといった修行も必要です。
さらに、就職では厳しい現実が待っています。多くのサロンは経験者を求めており、就職は簡単ではありません。うまく就職できても初任給は16万円程度、時給で働く場合は900円前後がスタートライン。何年か勤め、大きな店舗で後輩を指導する立場になるなど、役職についても月給は20万円くらいです。
ここから独立開業を目指すには、店舗で勤務している間に技術を磨き、自分のファンになってくれるお客様を確保しておくのが王道です。
●まずは「施術者」「オーナー」「店長」の1人3役からスタート!
いざ開業するときには、最低限、以下のことに気をつけて戦略を練りましょう。
・適切な価格設定をする
現在、美容系サロンは激増しており、価格競争も激しくなっています。
その地域の市場調査をするのはもちろん、「価格」「質」「お客様の満足度」のバランスが良く、自分にも無理がないように調整しましょう。ネイルサロンは定額制を取り入れているところが多く、両手で4000~5000円からということが多いようです。リラクゼーションサロンでは、2時間のコースで1万5000~2万円ほどが相場。