くらし情報『不妊治療もしたけれど…最終的に下した「産まない」選択』

不妊治療もしたけれど…最終的に下した「産まない」選択

赤ちゃんが授からなかったとしても、美容や健康のためにいいので、気は楽ですね」
子どもへの思いもありながら本格的な治療をやめるのは、勇気がいる決断だったのでは?
「治療をやめたのと同時に犬を2頭飼い始めたので、この子たちが癒やしになってくれている部分は大きいです。もちろん子どもとは違うけれど、夫婦2人だけよりはだいぶ違いますね。子どもは、できたらうれしいけど、できなくても大丈夫だと思えます」
今回、3人の女性にお話をうかがって、「子どもがいる、いないが女性の幸せを左右するのではない」と改めて気づかされました。
不妊治療をしていると「子どもを授かる」ことだけに意識がいきがちですが、授かってから子育ての大変さ、子を持つことの責任という壁にぶつかって悩む女性も多いでしょう。子ども以外の生きがいや楽しみを持つのは、子どもを授かっても授からなくても、大事なことなのかもしれません。
(*1)タイミング療法:エコーで排卵時期を測定し、タイミングを合わせて性交する方法。軽微な排卵誘発剤を処方されることもある
(*2)人工授精:精子を排卵時期に合わせて女性の膣内に戻す方法
(*3)体外受精:卵子を体内から取り出し、シャーレで精子と受精させて体内に戻す方法
<取材・文/島田彩子>
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