「脱サラしてFC店を立ち上げたい」どんなメリットやデメリットが?
(3)リスク回避と時間の節約
FC店は、既に本部が開発して成功したお店の商標や経営のノウハウを利用できるため、事業の成功可能性は独自に事業を起こすよりも高く、経営リスクが低い上、独自に事業を起こすことに比べて時間を短縮することもできます。
(4)資金の節約
開業資金も、独自に店舗を設計し建設する場合よりも、一般的に少ないといわれています。
■FC店にはどんなデメリットがある?
FC店の最大のデメリットは、フランチャイズに縛られるということです。
FC店は本部とは独立の事業体ではありますが、FC店は、本部の商標等や経営のノウハウを用いて、同一のイメージのものとに事業を行う権利が与えられるものですので、これに反するお店の経営をすることはできません。
また、本部によって、これら権利が付与されるフランチャイズ契約が一方的に解約されたり、契約の更新を拒絶をされてしまうなど、FC店を継続できなくなる問題が生じてしまう可能性があります。
不測の問題に巻き込まれないためにも、FC店を始めたいという方は、本部とのフランチャイズ契約をする前に、その内容につき、弁護士等の専門家に相談することが重要です。