2019年5月1日 14:45
イマドキの専業主婦の割合は?その先に待ち受ける厳しすぎる未来をFPが解説
を無視しているとさえ言えます。代表例は「教育費」です。現在の大学費用は一人あたり約700万円必要であり、しかもまだまだ上昇傾向になっています。旦那一人の収入で、準備できるでしょうか?
仮に教育費がどうにかなっても、今度は無貯金で定年する事も多く、専業主婦は年金も共働きに比べて少額です。共働きでも厳しい昨今の老後を、専業主婦で生き抜くのは極めて困難といえます。
親の貧困は最終的に子供に迷惑をかける
稀に「自分達はどうなってもいい」と考える夫婦もいます。それだけ子供のことを優先したいのでしょうが、残念ながら親が貧困状態に陥れば子供に迷惑をかけてしまうのが現実です。考えが追い付かず、簡単に考えたいことが多いのですが……世の中、厳しいですね。
あるいは、自分達が貧困状態に陥るとは考えてもいない事も多いでしょうか。専業主婦になってもきっと大丈夫……もうそんな時代ではない点を、強めに理解していきましょう。
専業主婦を取り巻く大きな時代の変化とは?
さらに、専業主婦を取り巻く時代の変化をお伝えします。そもそも、「女性は結婚したら家庭に入るもの」という価値観は、バブル時代の産物です。それから約40年経ったことで、特に「男性の年収が上がりにくくなった」