くらし情報『FPが借金の時効成立条件を徹底解説!成立後のデメリットも合わせてご紹介』

2019年5月14日 20:40

FPが借金の時効成立条件を徹底解説!成立後のデメリットも合わせてご紹介

このような場合には、借入日の翌日が起算点となります。2019年4月1日にお金を借りたのであれば、2019年4月2日から5年または10年が時効となります。

黙っていても時効は成立しない!返済義務がなくなる時効の成立要件とは?

犯罪の時効の場合には、その期間逃げ切れば成立します。しかし、借金の時効の場合には、5年または10年が経過しても、年数が経過したというだけでは成立しません。借金の時効を成立させるには、年数の経過後に「時効の援用」という手続きが必要になるのです。

時効の成立には時効の援用が必要
時効の援用とは、簡単に言うと「時効が成立しましたので借金は返済しません」と債権者に対して宣言することです。時効の援用は「配達証明書付きの内容証明郵便」を貸主に送ることで行います。


時効の成立は難しい!3つの時効の中断要件とは?

消費者金融などからお金を借りた場合には、5年経過後に時効の援用手続きを行えば、時効が成立するということをお分かりいただけたかと思います。しかし、実際に時効を成立させることは簡単ではありません。なぜなら、時効は債権者が以下の3つのいずれかの手続きを行うことによって中断させることができるためです。

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