自己破産したら家族にどんな影響がある?手続きの前に知っておきたいこと
無計画に借金を作ってしまっても、自己破産をすることによって支払義務から解放されるので、まさに自己破産は国が用意した最後の救済策であると言えます。
メリットはこの点だけで、あとはデメリットしかないのが実情です。
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自己破産のデメリット
- 財産を失ってしまう
- どこからもお金を借りることができなくなる
- 闇金から勧誘がある
- お金がかかる
【自己破産のデメリット①】財産を失ってしまう
前述したように、自己破産をすると20万円超の財産を没収されてしまいます。
何も財産がないという人であれば、この点はデメリットではないかもしれませんが、資産のある人にとっては生活の基盤となる自宅や自動車も没収されてしまうので、日常生活には著しく支障をきたしてしまうことになります。
【自己破産のデメリット②】どこからもお金を借りることができなくなる
自己破産をすると、国のお知らせである「官報」に氏名や住所が記載されることになります。
官報記載の情報は銀行などが加盟する信用情報機関であるKSCが、金融事故情報として10年間保管しています。
つまり、自己破産以後10年間は信用情報がブラックになってしまい、銀行や信用金庫などからお金を借りることは不可能になります。