自己破産したらその後どうなる?生活面でのリスクをFPが解説します
このため、自己破産をしたとしても20万円以下のお金であれば手元に残すことができます。
自己破産をしても少しのお金は手元に残るので、無一文からやり直すことになる心配はありません。
自己破産によって借金を返済する必要はなくなるので、手元に残ったお金からコツコツ生活を立て直していくようにしましょう。
お金を借りることができない
前述したように、自己破産をすると信用情報がブラックになるので、銀行や大手消費者金融からお金を借りることは原則的にできなくなります。
中小の消費者金融であれば、自己破産をしたブラックの人でも数万円程度のお金であれば借りることができる場合もありますが、自動車や住宅などの大きなローンを組むことはほぼ確実に不可能です。
また、クレジットカードを新規契約することもほぼ不可能になります。
スマホを分割で買うことができない
若い人にとって意外なダメージはこの点です。
スマホの分割購入には審査がありますので、審査の中で個人信用情報をチェックした際にブラックであれば、スマホの分割購入の審査に通過することはできません。
スマホが壊れて機種変更の必要性が生じた時も一括で購入するしかありませんので、まとまったお金がなければスマホを持つことすらできなくなってしまう可能性があります。