マンションでも地震保険に入るべき?必要性・メリットなどの疑問に保険の専門家が答えます!
ここでは、まず地震保険の基礎知識を紹介し、次に分譲マンションの地震保険についてご紹介します。
分譲マンションは専有部分と共用部分で分けて地震保険加入を検討する
分譲マンションには専有部分と共有部分がありますが、分譲マンションで地震保険を検討する際はこれらを分けて検討します。専有部分は簡単に言うと部屋の内側、共有部分はそれ以外の場所です。
注意したいポイントは、共有部分はエントランスや廊下だけでなく、排水、電気設備などや、ベランダや窓も共用部分に含まれる点です。
専用部分で地震保険を検討する場合
分譲マンションの専用部分の地震保険を検討する場合は、いくらの保障が必要なのかを考えます。ただし、地震保険は火災保険とあわせて加入する必要があり、保険金額は火災保険の保険金の3割から5割の金額で設定します。
これらに基づき、ご自身のマンションの価値がどれくらいなのか、被災したときにいくらの保険金を用意するのか、家財に対する保障はどうするのかを検討してください。
共用部分で地震保険を検討する場合
共用部分の地震保険加入にはマンションの全世帯の合意が必要なため、地震保険はマンションの管理組合が加入する場合がほとんどです。