年末調整がマイナスになる理由とは?会社では教えてくれない基礎知識をFPが解説
このように年末調整では還付が当たり前ではなく、いくつかの過不足が発生するケースも考えられるので、過不足になったからといってすぐにミスがあるとは考えないで原因を探ってみることをおすすめします。[adsense_middle]
勘違いしやすい、年末調整で処理できない項目
年末調整で処理できない項目は、ほとんどの場合、最終的には自分で確定申告をしなければいけません。
例として初年度の住宅ローン控除が挙げられますが、年末調整で処理できると勘違いしやすいけれど、実は年末調整では処理できない項目には他に何があるでしょうか?
ここでは年末調整で処理できない項目について簡単に紹介していきます。
- 初年度の住宅ローン控除
- ふるさと納税の控除
- 医療費控除の処理
- 雑損控除の処理
初年度の住宅ローン控除
初年度の住宅ローン控除については、年末調整では処理できないため確定申告をしなければいけません。
住宅ローン控除の確定申告については必要書類も多いため、できれば税理士などの専門家に依頼することをおすすめしますが、2年目からは年末調整で処理できるため、手続きとしては楽になります。
ふるさと納税の控除
ふるさと納税の控除についても、年末調整では処理することができません。