2020年1月22日 14:00
初心者でもわかる!外貨預金のメリット5つ&仕組みを金融の専門家が徹底解説
は保証されています。ただし、あくまで外貨建ての元本保証なので、預けるときと引き出すときの為替レート次第で損失が生じるというリスクがあります。
米ドルの例で考えてみましょう。たとえば、預けたときの為替レートが1ドル(米ドル)=100円だったとします。1万ドル預ける場合、1万ドル✕100円=100万円必要です。その後、さまざまな要因によって日本円の価値が高くなり、1ドル=80円の円高になったとします。
その時に日本円に換算すると、1万ドル✕80円=80万円となり(金利等は考慮せず)、20万円の損失となってしまうのです。このようにある国の通貨と別の国の通貨を交換することを「外国為替」といい、その交換比率を「為替レート」といいます。
為替レートは平日24時間、刻一刻と変化します。常に円高になったり円安になったりということが起こり続けているのです。
外貨預金も普通預金と定期預金がある
外貨預金にも、日本円の預金と同じように「普通預金」と「定期預金」があります。外貨の普通預金は、預け入れたお金をいつでも引き出すことが可能です。また、年利◯%と決まっていて、日本円の普通預金よりも金利は比較的高めです。