くらし情報『個人事業主の住民税はいくらかかる?算出方法&手続きをFPが解説!』

2020年3月13日 20:00

個人事業主の住民税はいくらかかる?算出方法&手続きをFPが解説!

個人事業主の場合、確定申告で申告した所得に対して次の税率をかけて算出します。

  • 都道府県民税4%
  • 市区町村民税6%
ただし、自治体によっては税率が個別に異なる場合がありますので、詳しくはご自身の住所地を管轄する役場にご確認ください。

所得控除と税額控除額とは
所得割部分は次の計算式によって算出します。

  • 所得割=(所得金額-所得控除額)×税率-税額控除額
所得控除は所得税と同様に、主に次のような控除項目があります。

  • 生命保険料控除
  • 医療費控除
  • 基礎控除
  • 配偶者控除
  • 扶養控除
  • 地震保険料控除
ただし控除される金額は所得税と微妙に異なりますので、計算する際には個別に確認が必要です。

また所得割には所得控除のほかに、税額から直接差し引かれる税額控除もあります。これについても通常の所得税の確定申告の時と同じで、次のようなものがあります。

  • 配当控除
  • 住宅ローン控除
  • 寄附金税額控除(ふるさと納税など)
  • 外国税額控除
課税所得が200万円以下だった場合
このように算出した課税所得が200万円以下だった場合は、次のいずれか少ない金額の5%が控除されます。


  • 人的控除額の差の合計額
  • 合計課税所得金額
課税所得が200万円を超えていた場合
課税所得が200万円を超えた場合は、次の計算式によって算出した金額が控除されます。

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