個人事業主は屋号付き口座開設をすべき?メリット&おすすめ比較をFPが解説!
都市銀行の場合、取引先や顧客に安心してもらいやすい他、都道府県をまたいで全国に取引があるようなケースでは、同じ都市銀行間であれば振込手数料が安くなるメリットを得ることができます。
一方、将来的に銀行から融資を受けることなど考えているのであれば、地方銀行の方がおすすめです。
信用や実績の少ない個人事業主の方が都市銀行から融資を受けるのはハードルが高いですが、地方銀行は中小企業や個人事業主をメインターゲットとしているため、話を聞いてくれやすいからです。
都市銀行別屋号付き口座の取扱いの違い
都市銀行においては、屋号付き口座の取扱いにおいて以下のような違いがあります。
- 三菱UFJ銀行…口座開設時に屋号の郵便物や公共料金領収書などの提出が必要
- みずほ銀行…既に個人口座を開設している場合には屋号付き口座の開設が難しい
- 三井住友銀行…「営業性個人」としての口座開設
- りそな銀行…りそなビジネスダイレクト口座として月額2,100円の経費が発生
信用金庫系
信用金庫も基本的には地方銀行と同じだと考えてよいでしょう。地方を中心に事業を行う場合や、将来的に融資を受けることも考えているのであれば、信用金庫の方が適していることが多いといえます。