地震保険は必要?補償内容・選び方のポイントをFPがわかりやすく解説!
で被害を受けた不動産もたくさんです。そして、どうにか建物は残ったものの、家の中が住めないほどに荒れてしまったところも多いといえます。建物が残っても、住めるかどうかは別の話です。
改めて家財を買い揃えるだけでなく、建物の修復や仮住まいも必要になりますし、住宅ローンで購入したなら支払いも止まりません。住宅事情に関係なく、すべての人に地震保険は必要という認識を持ちましょう。
新築の戸建てなら2重ローンが怖い
実際に大規模災害で家を失った人の中には、住宅ローンを組んで購入したばかりという人も含まれています。さらにその中には、改めて住宅を建てるのに住宅ローンを2重に組んだという人もいるのが実情です。支払えるかどうかはともかく、2重ローンは確実に未来の自分を苦しめます。
最近では新たな支援制度も登場していますが、苦しみを和らげる程度にしか役立ちません。少なくとも、新築の戸建てを購入するようなときには、確実にしっかり火災保険とともに地震保険にも加入しておきましょう。
補償内容は少し複雑だが、保険金の使途は自由
今度は、地震保険の補償内容についてお伝えします。すでに触れた通り、地震保険の補償対象は「建物か家財、または両方」