2020年7月16日 14:00
教育費の平均額をFPが徹底調査!【私立・公立別】幼稚園〜大学までにかかる費用とは?
高校
高校の前提条件としては、いずれも全日制であるということです。夜間や通信制は含みません。
- 公立高校の場合:45万7,380円(3年で約138万円)
- 私立高校の場合:96万9,911円(3年で約291万円)
高校にかかる費用は、公立と私立では3年間で約153万円の差があります。
高校にかかる費用
公立高校と私立高校の教育費は、約2倍の差があります。内訳としては、大きな違いがあり、公立高校の支出のうち「授業料」と「学校納入費」の合計が全体の3割程度であるのに対し、私立高校ではこれらの合計だけで全体の6割を占めています。さらに、小学校や中学校よりも、塾や習い事に対する出費が多くなっています。例えば、小学校から同じ塾に通っているとしても、高校生になると月謝が高くなったり、受講する科目が増えたりすることで、出費が増えていると考えられます。
私立高校無償化の動き
令和2年(2020年)4月より、私立高校授業料の実質無料化が始まっています。
教育費の心配をすることなく、どのような状況であっても子どもの学ぶ意欲を損なわないよう、教育費の負担軽減という形で国としてもサポートをしていくということです。