料理下手でもいいじゃない! 毎日の料理を苦痛にしない考えかたとコツ
「きちんと作れるようになった」と実感したのは、やはり下ごしらえをするようになってから。細かくて意味ないと舐めていた下ごしらえだが…侮れないのである。
もちろん大雑把としては、全部覚えるのは疲れるし、やればイライラする。自分が好きな料理や食材だけ知ればいい。
定番メニューを絞り切る
特に新婚の頃ほど料理に張り切ってしまう。今は和洋中どころか、アジア料理、イタリアン、スペイン料理…と家庭で作る料理の幅も広い。筆者も最初の3年くらい、アレコレ手を出した。ところがどれを作っても中途半端だし、あまり美味しくないし、一向に「これなら作れる」という手応えも得られなかったのだ。
そこで毎日、和食中心にした。長男がアレルギーっ子なこともあり卵や乳製品が使えない。加えて健康志向としては、目指すは「昭和の食卓」。味噌汁飲んで、魚や野菜、煮物を食べていれば日本人なら間違いないと思っている。離乳食や取り分けメニューも、和食だとそのまま移行できてラクだ。
特に最初ほど定番メニューは決めてしまおう。筆者は生姜焼き、肉じゃが、おひたしなどは毎週作っている。毎週作ればさすがに腕も上がるし、週単位だと案外飽きない。