出費、陥りやすい悩み…妊活をする前に知っておきたいこと
特定不妊治療以外の治療法によっては妊娠の見込みがないか、又は極めて少ないと医師に診断された法律上の婚姻をしている夫婦治療期間の初日における妻の年齢が43歳未満である夫婦給付の内容は年齢や回数などによって異なるので、詳しくは各自治体にお問い合わせください。「不妊治療」のデッドライン
自然妊娠の確率は、35歳を超えるとぐっと下がるといわれています。しかし、今では医療の発達から、高齢出産も昔に比べると可能になりました。とはいえ、「この年齢までに妊娠しなかったら不妊治療をやめよう」とデッドラインを決めるかたも多くいます。それはいつまでなのでしょうか。
例を挙げるとすると、「体外受精・顕微授精」の治療の一部を助成する制度があるのですが、対象が「治療期間の初日における妻の年齢が43歳未満である夫婦」と決められています。その理由のひとつに、生産分娩率(1回の治療で出産に至る確率)があります。年齢別は以下のとおり。
- 32歳:5回に1回
- 39歳:10回に1回
- 43歳:50 回に1回
- 45歳以上:100回に1回に満たない
この生産分娩率から考えて、43歳くらいを「デッドライン」に決めるかたが多いのかもしれません。