「食育」ってどんなもの? 我が家でできる食育を考えよう
また、親自身が栄養に対する知識を持っていないことも多いようです。
なんとなく「肉と魚のバランス」「野菜をたくさん食べさせたい」といった考えで献立を考えているため、「これでいいのか不安」になることもあるのではないでしょうか。
3. 食育の始めかた
「日本型食生活」を意識したバランスの良い食事
「主食」「主菜」「副菜」。見聞きしたことがあるのではないでしょうか。これらが揃うように意識をすれば、バランスの良い食事に近づくといわれています。
- 主食:ごはん、パン、麺類など
- 主菜:魚や肉、卵、大豆製品など
- 副菜:野菜、きのこ、海藻、いもなど
和洋食ともに、この3つを意識してみましょう。主菜と副菜を意識するだけでも、栄養バランスはぐっと整いますよ。
もともと日本人が食べてきた和食は、ごはん・汁物・焼き魚など、栄養バランスが取りやすい献立が特徴。
そのため、農林水産省などではこうした食生活を「日本型食生活」と称し、推進しているんです。
和食は一汁一菜でも大丈夫
「手間がかかる」といったイメージや、子どもが好きなメニューが影響して、食べる機会が少なくなっている和食。「一汁三菜」という言葉も、用意が面倒くさいという印象につながっているかもしれません。