2018年6月25日 10:00
夫婦別姓のメリット・デメリットとは? 様々な角度から徹底分析!
また、数十年自分の名前で生きてきたこそある「個人」を尊重でき、名前が変わったことに対する自己喪失感もないでしょう。
女性の社会進出
女性の社会進出により、浮き彫りになっていく「男女格差」や「男女不平等感」。
女性が結婚後も自分の名前を堂々と名乗れることで、現代の男性中心の社会が少しずつ変わっていき、いずれ平等な社会が実現できるかもしれません。
両家の家名に囚われない
どちらかの名字になると、「うちの嫁」「うちの婿」など、その家の人間というふうになってしまいますが、別姓だと両方が自分の家の名を背負うことになります。
また、現在は少子化により一人っ子も少なくありません。自分が相手の名字にすることで、実家の名字が途絶えてしまう……といった心配もなくなりそうです。
公的手続きが不要になる
姓が変わって面倒なのが、名前変更によるさまざまな手続き。旧姓が使われているものはすべて変更の手続きをしなければいけないため、非常に手間と時間とお金がかかります。
夫婦別姓になれば、戸籍・免許証・パスポートなどの公的なものから、ハンコ・クレジットカード・銀行口座など私的なものなど、その他多々ある各種手続きが不要になります。