くらし情報『【星のや東京】江戸時代の芝居茶屋のもてなしを現代に再現「新春歌舞伎滞在」開催~新年を寿ぐ華やかなひととき~:2023年1月5日~7日』

2022年12月20日 14:00

【星のや東京】江戸時代の芝居茶屋のもてなしを現代に再現「新春歌舞伎滞在」開催~新年を寿ぐ華やかなひととき~:2023年1月5日~7日

定式幕を背景に、押隈や浮世絵、歌舞伎の演目にちなんだ扇を飾り、新年の華やぎを演出します。この特別な室礼で提供するのは、花びら餅とお抹茶です。長寿延命を願って大根や餅など固いものを食べる宮中の正月行事「歯固めの義」が花びら餅の原点で、江戸時代に、丸餅に紅色に染めた菱餅を重ねた菱葩(ひしはなびら)の形になったとされています(*2)。牛蒡(ごぼう)の香りと白味噌餡の甘味、羽二重餅の柔らかな食感が特徴です。用意された筋書きを読みながら、観劇前のゆったりしたひとときが過ごせます。
*2:渡部 忠世・深沢 小百合(1998). 『ものと人間の文化史89もち(糯・餅) 』. 法政大学出版局 .

<室礼について>
押隈:十代目市川海老蔵
扇:創業123年「荒井文扇堂(ぶんせんどう)」の、歌舞伎の演目「藤娘」「鏡獅子」「勧進帳
(かんじんちょう)」の扇を飾ります。荒井文扇堂は、各流派の舞踊家や歌舞伎の役者御用達の
老舗であり、都内で唯一、職人を抱える扇専門店です。浮世絵:明治12年・守川周重(ちかしげ)筆「各方面消防組初出の図」です。
江戸の花形であった消防組
の、華やかで活気のあるお正月の様子が描かれています。

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