くらし情報『日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』主要キャスト4人の座談会 神木隆之介は「太陽みたいな存在」』

日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』主要キャスト4人の座談会 神木隆之介は「太陽みたいな存在」

土屋 百合子も鉄平と朝子の幼馴染。新しい女性像を目指すような明るく自由奔放なキャラクターに見えるのですが、いろいろなことを背負っていて…。でもそれを見せずに生きている女の子です。

――他の共演者とのエピソードをお聞かせください。

神木 いづみ役の宮本信子さんは、優しくてパワフルで、本当に助けられています。リハーサルが終わったあとに「玲央くん、どうする?」「じゃあ、私はこうしてみるね!」と、面白いものと出合えるのではないかという、期待と希望に満ちた表情で相談してくださるんです。

斎藤 本読みでの宮本さんの姿も印象的でした。本読みはどうしても台本の文字を追う作業になりがちなのですが、宮本さんはずっと神木さんを見つめていて、心で捉えている姿に痺れました。
僕は父・一平役の國村隼さんとのシーンが多いのですが、國村さんはカメラの画角的に「ここに顔が来るといいな」という場所にちょうど合わせてくる天才的な技をお持ちで、僕らはそれに「KUNIMURA」という体操競技のような技名をつけています。

神木 柱がいっぱいある場所で、遠目からカメラを回しているシーンがあったのですが、國村さんが歩くところからはカメラ位置もよく把握できないような場所だったんですよね。

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