日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』主要キャスト4人の座談会 神木隆之介は「太陽みたいな存在」
限られた隙間からしか撮影できない状況だったのですが、本番でカメラに映る位置にピタッと止まっていて。
斎藤 そうそう。しかもリハーサルからカメラ位置が変わっていて、それは國村さんに伝わっていなかったんです。なのに本番でバチッと決めていて「KUNIMURA」決まったー! 金メダル!って思いました。
神木 来たーっ! 芸術点高いですねぇ!ってね(笑)。國村さんにそれをお伝えしたら「技名になっちゃってうれしいなぁ!」っておっしゃっていました。
――本作の制作陣は、数々の名作を生み出す最強チームともいわれていますが印象は?
神木 作品が発表されたとき、記事に軒並み「最強チーム」と書かれていて、そんな3人についていけるのかと一瞬不安になりました。でも、それだけ皆さんが認めるチームが味方なら安心だなと。
野木(亜紀子)さんが紡ぐ言葉や、塚原(あゆ子)さんの芝居のハードル、そして新井(順子)さんのキャストを見る目に、這いつくばってでもついていこうと思いました。実際の皆さんは和気あいあいとしていらっしゃいますよ!
杉咲 野木さんの脚本からは、端島でパワフルに生きる人たちの姿がありありと目に浮かんでくるよう。