趣里&ジェシー、司法試験に合格した高校2年生“リアルモンスター”と対面 『モンスター』プロデューサーと対談
司法試験を目指す過程でできた夢なのですが、将来は、日本のクリエイターを守る弁護士になりたいなと思っています。というのも、アニメ、ゲーム、ドラマ、映画、音楽といったコンテンツは、やっぱり日本が世界に誇れるものだと思います。でも、今、生成AIの台頭によって大きな変化が起きています。生成AIで、これまで大人数で取り組んでいたことを、少人数で作ることも出てくるでしょうし、すでに生成AIで権利が侵害されている事例もあると聞くので、今が節目というか、重要な局面にあるのかなと思うんです。日本のコンテンツ産業にとって大きな飛躍のチャンスでもあると思うんですけど、逆に言えば、著作権とか法的な整備が整わず、そのチャンスや成長が阻まれてしまうこともまた同様にあると思います。だからこそ法律の知識や法整備がめちゃくちゃ大事だと感じていて、日本企業や日本のコンテンツビジネスに携わるクリエイターたちを法的にサポートしたりとか、法整備に携わったり、日本のコンテンツビジネスが世界で活躍するための助けになれればというか、かげながらサポートしたいなって思っています。
司法試験の選択科目で僕は知的財産法という、著作権や特許などが含まれる分野を選択したのですが、それらの法律を学ぶことで、将来やりたいことを考えるきっかけになりました。