趣里&ジェシー、司法試験に合格した高校2年生“リアルモンスター”と対面 『モンスター』プロデューサーと対談
加藤:ちょうどドラマ『モンスター』の2話で、AIが作成した歌詞は著作権侵害といえるのか?というテーマを扱いました。まだ基準や法整備が整っていないグレーな分野ですもんね。
早川:そうですよね。今は過渡期なので、これから日本のコンテンツがどうなるか、すごく重要な場面だと思います。技術の発展に法整備のスピードが追い付くことは簡単ではありません。司法試験に早く合格できたことで、これからの時間を別のことに割けますし、たくさんのことが学べる猶予があるので、この時間を活かして知識を深めたいなと思っています。
――ドラマ『モンスター』については、ご存じでしたか。
早川:はい。
もちろん知っていました。この取材のお話しをいただく前から、母が「面白いドラマあるよ」と教えてくれて、初回放送から最新話まで全部見ていました。そのあと、このお話をいただいたので、びっくりしました(笑)。楽しく拝見しています。
加藤:ありがとうございます。早川さんから見て、いかがですか?直接感想を聞けることはなかなかないので…。
早川:やっぱり趣里さん演じる神波先生のキャラクターが魅力的だなと思います。裁判だけではなくて、そこに潜んでいる問題や、まだ起こっていないことなど、すごく広い視野で物事を見ている感じがして、神波先生のミステリアスな視線は、遥か先のことを捉えているんだろうなと。