『アンネの日記』のアンネ・フランクがこの仕事を始めたきっかけです。【私のmono 後編:小林エリカさん】
特に小説やマンガが佳境をむかえたときや展覧会前などは、家がカオスな状態に(笑)。
そんなときは、〝でも、みんながみんなノーベル賞2度も受賞するような科学者級じゃないんだから!全部完璧じゃなくても、まあいいか〟っていう気持ちで過ごすようにしています」
優しい空気を纏っている小林さんのイメージからは、想像できない意外な一面。
こんな風にときには力を抜くことも、働く女性には大切なことなのかもしれない。女性から憧れる対象である小林さんだが、ご自身の憧れる女性像とは?
「賢く、美しい女性ですね。10歳のときに出合ったアンネ・フランクがまさにそう!
本がすごく好きなので、憧れる女性像も本の中の人物であったり、女性の作家さんだったり。
その時々で変わっていますが、賢く美しい女性にはいつも憧れています」
自宅は本だらけという小林さん。
タイトル買いをしたり、自分の好きな本をオススメしている方の推薦本をこまめにチェックしたりしているそう。
そこで、彼女のオススメの本をいくつか教えてもらった。
「池田澄子さんという俳人の方で、『思ってます』という句集がおすすめです。