「旅するデザイナー」がおすすめする旅先でのお土産たち!【vol.04 波佐見焼】
野外博物館「世界の窯広場」では世界の窯の現物を見ることができます。
焼き物好きは必見です!
野外博物館の壁の一部。贅沢に波佐見焼のタイルが使われています。同じ模様は1つもなく、とても美しいです。
波佐見町の皆さんはとても親切で、笑顔でいろいろと町を案内してくれたり、急遽特別に窯や作業場を見せていただけたりと、とても観光客に優しい町でした。この地域では子供の頃から当たり前のように波佐見焼の器を使っているとのこと。子供扱いせず、物を大事にすること、器の手触り感を感じることなどを早くから知ることができるのはとてもいい事だと思いました。
波佐見焼のメーカーの方とお話をすると、「今の波佐見焼は伝統にとらわれず、窯によって自由に制作を行なっている。」とのこと。変化を苦手とする伝統品が多い中、波佐見焼は時代とともに人々の暮らしにわせて変化してきているのだそう。
昨今、デパ地下やスーパーで購入するお惣菜、いわゆる「中食(なかしょく)」が売り上げを伸ばしていますが、そういったところで購入してきたお惣菜を波佐見焼のような器に盛り直すだけでもとても美味しそうに見えます。