窓からの風と緑を独り占めする、ふたり暮らしのワンルーム【プチDIY女子達のお部屋案内】
また、ここ十数年で急速にデザインも品質も高い家具やファブリックが安価に入手できるようになったことも大きい。住み手がそれらを使って空間をやんわりと仕切っていくことが、ふたり暮らしワンルームでは必要だ。さて、澤井さん夫婦はその点どのような工夫をしているだろうか。
いろんな配置を試して最適解を探す
結論から言うと「すぐに変えられるレイアウト」だ。平面図写真を見ると分かるが、かなり不思議な家具の配置だ。自作の長細いテーブルにふたり横に並んで食事。その延長線上にベッドがあって、ソファはテーブルの前だ。こんなレイアウト見たことない。
こういうの、ぼくだいすき。
細長いテーブルに並んで座る。そのすぐ前にソファ。横にベッドというかなり変則的な配置。そのおかげで部屋の半分がたっぷりと空いている。
「色々配置を試した結果、いまはこうなってます」とのこと。「家具をかなりぐるぐる移動させました」と笑う。結果として、部屋の半分、玄関から入って窓までのスペースが広く空いている。
ここに置かれているのがファルコンチェア。「美容室で見かけて、すごく気に入って買いました」