喰始×久本雅美×大久保ノブオが懸ける、新生・ワハハ本舗全体公演への思い
とコメント。1996年に入団した大久保も「僕が加入する前の伝説のネタを通じてワハハの歴史に感じ入りました」と続き、改めて全体公演への思いを強くしたと語る。
では“新生”全体公演はどうなるのか──。喰は「歌舞伎をはじめ、日本の“和”をモチーフにさまざまな世界が融合した作品になると思います」と現段階での構想を口にした。この日、ビジュアル撮影現場で出た案は“ヘヴィメタ花魁”。喰の「生演奏で音楽遊びをしてみたら?」という提案に、大久保とタマ伸也のコミックバンド・ポカスカジャンが名乗りを上げる。ワハハの特徴である観客参加型のステージも予定しており、久本は「来たからには『(観客の)みんなも劇団員だろ?』って煽っちゃう」とニヤリ。
なお『王と花魁』ポスタービジュアルの“王”には、大物ミュージシャンを起用。
本番に出演しないイメージキャラクターだが、誰がワハハ本舗の新たな局面を祝うのか注目だ。さらに喰は、本作に続いて「2作目は“ミュージカル”、3作目は“フェスティバル”をテーマに新しい三部作を立ち上げます」と予告。今後も“新生”ワハハ本舗ワールドから目が離せない。
公演は5月27日~31日に東京・なかのZERO 大ホールで行われたあと、6・7月に全国17会場を巡演する。