2015年10月9日 19:00
平安時代の恋模様を描いた『後宮』に学ぶ、女性の経済的自立の大切さ
「何もかも捨てて御室と一緒になる勇気」はなかったけれど、何も捨てないのなら御室を選んだかもしれない(近衛の大殿は論外だけどね)。
こうした女流文学を読むたびに思うのは、女の自立です。自分は、経済的・精神的に自立できているか。経済的自由を手に入れる代わりに、精神的自由を失ってはいないか。ティーンズラブ風味のサービスシーンも堪能しつつ、ちょっと振り返ってみてはいかがでしょうか。
Text/和久井香菜子
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