おひとり旅の夜はやることがない…では地方特有のアレを見に行こう
三条のミニシアターでやっている舞台です。セリフのないノンバーバルのショー。
<<人に忘れ去られた古いおもちゃ工場では、ロボット「ロボロイド」たちが働き続けています。ある日、かつてここで作られていたおもちゃの人形「ドール」が魂を持ち生きて現れます。ロボロイドたちはドールと触れ合ううちに、彼女の不思議な力によって少しずつ人間に近づいていく…>>というお話です。
ロボロイドはパントマイム、ブレイクダンス、マジック、ジャグリングの達人たち。ストーリーの合間に惜しみなくその技を披露してくれます。それがめちゃくちゃレベル高いんです。
ブレイクダンスなんて、クルクル回りながら天へ昇って行ってしまうかと思いました。キャラクターのしぐさはコミカルでたびたび小さな会場で笑いの渦が起こります。ごちゃごちゃした舞台美術もかわいらしくて、大興奮でした。
あまりに面白かったので、友人と一緒にもう一度見に行きました。日によってキャストが少し変わるので、見られる技が違って面白いです。しかも舞台を見終えた友人がポツリと「キャストのひとりが、もしかして昔好きだった人かもしれない」とか言いだすんですよ。高校生の頃好きだった先輩がキャストの名前と同じで、おなじパフォーマンスの道に入ったのだとか。