HPも予約サイトにもない!疲れた人がたどり着く加計呂麻島のオアシス
裏の畑で取れた新鮮な野菜と、地のモノの肉や魚。どでかい冬瓜をくり抜いてお皿にして、中身をサバ缶と冬瓜で煮た郷土料理とか、ゴマ味噌味のお鍋とか、新鮮でコリッコリしたお刺身とか、もう天国です。
朝焼けと共に星が消えていきます
お客さんもよかった。
出会ったばかりの女子と、いきなり一緒にシュノーケリングをやって、お酒を飲んで語らって、ドライブに行きました。離れを借りている親子も「一家団欒」という感じで微笑ましかった。鹿児島出身だという旦那さんが西郷隆盛顔でした。
加計呂麻島でロケが行われた映画『海辺の生と死』を観てから行ったので、最初は島内をあれこれ観光しようと思ってたんだけど、「やっぱいいや」ってなって、宿からほとんど出ませんでした。
癒やしの宿でした。
疲れた人たちがたどり着く、オアシスみたいな。
いろんなパワーを注入された感じです。
過ごしている最中に、あれはいくら、これはいくらだなんて一度も言われなかった。現実に引き戻される瞬間がないんです。
この宿はホームページもなく、もちろん予約サイトにも登録されておらず、予約は電話のみ。基本的に人の紹介で運営しているようです。
信頼できる人から紹介されていく、紡ぎの宿。