札幌は11月でもどっぷり冬!でもそこには「冬のひまわり」が咲いていた…!?
』より)という短編があります。
主人公の女子がふとしたことで隔離された村にたどり着くと、そこでは人々は氷点下だというのに半袖で歩き回り、氷のベッドで眠り「体を温めると病気になっちゃう」などと言って、冷製にも程があるかき氷みたいなスープを美味しそうに飲んでいます。とにかく、体感温度がとんでもなく低い人種が住んでる村にひまわりが咲いていた、というお話です。
札幌に来てびっくりですよ。
10度にも満たない気温の中、ほとんどの人たちはジャケットだかセーターだかよくわからない、通気性のよさそうなアウターしか着てないし、ストッキングにパンプスなんて人もいましたよ! ここは冬にひまわりが咲くんですか?
しかも、和久井がランニングシューズにスパイクつけてガッキャガッキャ音立てて歩いてるっていうのに、8cmヒールとか履いてる女子がゴロゴロいるんです。そのピンヒールの先にはスパイクがついてるんですか?
北へ向かうなら季節の変わり目がおすすめ
盛り上がった雪の上を歩くか、へこんだ氷の上を歩くか……
和久井なんぞスパイクを着けてても、たまにズルッと滑るので、トボトボ足元を確認しながらじゃないと歩けません。あそこに路面が見えてるところがあるから、次はこっちに足を出して……あそこは凍ってそうだからこっち……と、もう考えることがいっぱいです。