無印良品「ABS樹脂トレー」がマッチする収納、マッチしない収納って?
無印良品の人気商品のひとつ、机の上の書類や文房具をまとめて収納できる「ABS樹脂トレー」について、整理収納アドバイザーのトノエルが徹底的に検証。
良品計画さんの本社に伺い、ステーショナリー部門の開発責任者の方にも直接取材をしてきました!
「ABS樹脂ってなに?」という素朴な疑問から、「こんな収納には向いてない!」という、きわどい意見まで、ここでしか聞けないお話も。
特に収納用品は、頻繁に買い替えるようなモノではないので、慎重に選びたいものです。
ぜひ、参考にしてみてください。
■ そもそも、ABS樹脂って?どんな商品があるの?
ABS樹脂は、一般的に「プラスチック」と呼ばれるモノのひとつで、耐久性と加工性、硬度に優れた樹脂です。
無印良品でよく使われている、ポリプロピレンも同じくプラスチックの一種ですが、ABS樹脂はポリプロピレンよりも少し硬く、成形したときにゆがみができにくいのが特徴とのこと。
重ねたときにピタッと気持ちよく合わさるために、適した樹脂を探したらABS樹脂にたどり着いたそうです。
無印良品のABS樹脂トレーは、書類や文房具だけでなく、机の上の小物もまとめて収納できる卓上整理トレーのこと。