なぜ「打ち水」をすると涼しくなるの?昔からの知恵で酷暑を乗り切ろう
毎日、うだるような暑さですね。
夏は楽しい季節でもありますが、エアコンの効きが悪かったり、日差しで肌が痛いと感じることもあって、普通に過ごすだけでも一苦労な季節でもあります。
少しでも過ごしにくさを和らげ、なるべく快適に過ごせたらいいのですが……。
そこで、「打ち水」「すだれ」「よしず」など、夏を涼しく過ごすための昔からの知恵をご紹介したいと思います。
■ なぜ「打ち水」をすると涼しくなるのか?
中学、高校での理科の授業でも習ったと思いますが、“気化熱”が打ち水をすると涼しくなる理由です。
Osaya / PIXTA(ピクスタ)
水が蒸発するときに出る気化熱は、地面に溜まった熱を吸いながら蒸発するために涼しくなるんです。
■ 「打ち水」にオススメの時間帯は早朝か夕方!
打ち水をするなら、日差しの弱い時間帯がベスト。
具体的には気温が上がりきっていない早朝、または気温が下がり始める夕方などがオススメの時間帯です。
mits / PIXTA(ピクスタ)
■ 「打ち水」は水たまりができない程度にすると効果的!
少なすぎても効果が感じられないかもしれませんが、量が多すぎるのはNG。