国産メーカーだけでも1万種類以上!? ポイントをおさえた壁紙選びのコツ
こちらはナチュラルテイストから一転、ダーク系のインテリアの写真です。
ピアノの演奏会などを行う音楽ホールを住宅内に作って欲しいというお施主様のご要望を受け、トータルコーディネートしましした。
実はこちらの壁紙は、先程のナチュラルインテリアと全く同じ石目調のものを使用しています。
この場合、ホワイトの石目調のクロスがピアノやチェア・ブラインドのブラックを引き立て、メリハリのある空間を演出する役割を果たしています。色によるコントラストが、音楽ホールを利用する人に緊張感や期待感を与えられるよう考えデザインしました。
■ 3・木質調
木質調は木目を表現したもので、様々な種類があります。
壁面全面に使用すると空間が重くうるさくなりがちなので、壁全面より天井や柱などで部分的に使うのがポイント。
近年のビンテージテイストのインテリア人気により、最近様々な木柄の壁紙が増えています。
上の写真は天井に木目調クロスを使用した例です。
住宅の天井に貼る場合は、床材よりも1トーンほど薄い色のものを選ぶのがオススメ。
その理由は、天井は床や壁と違って光が当たりにくく暗く見えるので、空間が重くなるためです。