2匹の猫と4人家族がのびのび過ごせる家づくり【住まいの設計】
梁と柱がダイナミックに交差するS邸。猫はデスクから梁の上に飛び乗り、前進してときに座り込み、さらに2階の床までジャンプ!
「放物線を描いて飛ぶこともあってビックリします」(妻)。
こちらは、2階の梁の上を前進あるのみのコロン。
コロンに目をやると自然と米ヒバ張りの勾配天井やハイサイドライトを仰ぐことになり、開放感も味わえます。
■ キッチン回りも猫の自由区。広いカウンターがお気に入り!
オープンなキッチンは対面側がカウンターデスク仕様。時間差で食事をとることも多い夫や長女・次女が、妻と会話を楽しめるスタイルです。
リビングには猫が大好きな爪研ぎ用のポールも備えており(手前右)、ここから2階によじのぼることも!
ポールはインテリアにしっとりと馴染む材質と仕上げ。
関本さんが敬愛する北欧の建築家・デザイナー、アアルトの住宅に対するオマージュでもあるそうです。
広々としたワークトップの上もコロンの大好きな場所。
真正面に庭を望む位置で、小鳥の動きなどに敏感に反応します。
左写真はキッチンの内側。奥の扉を開けると物置に通じます。右写真は物置内部で、奥のほうに猫たちのトイレが。