ヴィンテージ雑貨が際立つ、無骨さと温もりが共存する家【リライフプラス】
(東京・目黒)のもの。壁を飾るブリックタイル貼りの柱は、インテリアの一部のようです。
レトロなポスターのモデルは、グラフィックデザイナーだったSさんの実父なのだそう。
壁を撤去した際に現れた鉄骨を生かし、グレーに塗装をしました。
メタリックな家具や雑貨と共鳴して、空間に一体感を生み出しています。
手前に飾っているクジラモチーフのオブジェは、外国のフィッシュマーケットのサインプレート。
出窓には車のパーツなどを入れるのに使われていたツールボックスを置き、名刺など小物の収納に活用しています。
室内のいたるところで、古いタイプライター、オールドルアーコレクション、ミリタリーフィギュアなど、Sさんが長年かけて集めたヴィンテージ雑貨が棚や壁を彩っています。
ダイニングテーブルのマガジンラックは、実は煙草の販売ツールで、アメリカの古いものなのだそう。
「調理中も家族との会話を楽しみたい」という妻の希望から、キッチンは対面式に。
造作したキッチンカウンターは、通路の邪魔にならないよう奥行きを浅くしました。
前面は、家具との馴染みを考えてグレーに塗装。床には幅広のナラ材を使っています。