ヴィンテージ雑貨が際立つ、無骨さと温もりが共存する家【リライフプラス】
■ 既存を活用しながら ”らしさ” をプラス
玄関ホールは、隣接する個室の収納を取り払って拡張し、ゆとりある空間に。奥行きのある靴箱を新設しています。
階段の壁と天井は白いクロスに交換。ヴィンテージのポスターを飾るうってつけの舞台となりました。
2階は子世帯の寝室となっています。
建具は既存を利用していますが、青銅色に塗装してイメージを一新しました。
■ サニタリーのインテリアにもとことんこだわって
手前から、ランドリー、洗面、キッチンと一直線に並んでおり、動線を短くしたことで家事効率がアップ。
ミラーキャビネットの扉は、妻が「どうしても使いたかった」というインドネシアの古い窓枠を使っています。
広々としたトイレには棚を造作し、雑貨を飾るディスプレイスペースに。
照明の青銅色に合わせ、窓枠も同色で塗装しています。
リノベーションを振り返り、「ヴィンテージのよさって、〇〇風など ”なんちゃって” にはない、時を経た味のようなもの。家も同じで、垂れたペンキで床が汚れてしまったり、オイルを塗って風合いを出すなど、すべてをつくり上げてしまうのではなく、長く住みながら手を加えることで味が出る。