「成長別」子育てしやすい間取りをママさん一級建築士が提案・前編
住宅を購入する場合、10年後、20年後までの生活を考えて選んでいますか?
例えば、子どもの成長。
いまはまだ小さい子どもですが、その成長に合わせ、子育てしやすい間取りに工夫する必要があります。
今回は、子どもの成長・家族の変化にあわせた、子育てしやすい間取りの工夫(前編)についてのお話しです。
■ 1. 「乳児~幼児期」この時期は子どもと一緒のお部屋で休みましょう!
子どもが乳児から幼児の時期は、スキンシップが大切な時期です。
上の子、下の子それぞれに一部屋といった年齢ではないので、LDKと寝室が生活の主体となってきます。
マンションの3LDKなどでは、LDKに洋室または和室が隣接している場合が多いので、その場合は、LDKにベビーベッドを置き、洋室または和室に布団を敷いて親子3人で就寝することになります。
お父さんお母さんは、夜泣きなど大変ですが、少しの間と割り切って一緒のお部屋で休みましょう。
■ 2.「小学生」まだ個室を与えず一部屋を子どもの就寝スペースに!
子どもが二人とも小学生の時期は、まだそれぞれに個室を与えず、一部屋を兄弟姉妹の就寝スペースとして利用します。