部屋の真ん中に箱! 驚きのスペース活用術【リライフプラス】
キッチンで作業をしていても、後ろを通り抜けられる十分な幅もしっかり確保してあります。
キッチンの真横に冷蔵庫、真後ろに食器棚、作業スペースの横がダイニングと、作業効率も抜群です。
箱沿いに進みキッチンを抜けると、障子越しにやわらかい光が届くリビングダイニングに出ます。
保温性と吸湿性に優れた障子は、明るさを伝えつつ直射日光を適度に遮る特性があります。
光が拡散されて部屋全体が明るくなり、視覚的に広く見える効果も。
そして、リビングには無印良品のい草ユニット畳を敷き、冬でも日差しが入ってポカポカと暖かいスペースに。
3人で寝転がっているうちに、一度も外に出なかった日もあるそう。
窓際には10センチほどの奥行きがある縁側的なスペースも。障子は写真奥のスペースにすべて引き込めるように設計しました。
さらに、寒さが苦手な妻の希望で、障子の上には断熱用のシェードを設置しています。
ソファの背面にあるのが、この部屋の中央を陣取る箱。
この箱を配置することで、行き止まりがなく、ぐるりと部屋を一周できる回遊動線が生まれました。
おかげでデッドスペースとなる廊下がなくなり、すべての空間が有効に活用されています。