くらし情報『「マイソク」=物件資料はわざと曖昧につくられているって本当!?』

2018年10月31日 20:00

「マイソク」=物件資料はわざと曖昧につくられているって本当!?

この時「帯」にはこの物件情報を登録した会社が記載されていますが、この帯の部分だけ貼りかえれば、いかにも自社の物件であるかのように見せかけることが出来るのです。
不動産屋


どの不動産会社もB5、A4、A3の各サイズで貼りかえに使う「帯」を用意しています。

このようにして作成した物件資料を貼り出したものが店頭のマイソクです(この会社の場合は帯の部分を折り込んでいます)。

自社が預かっている物件だけでは大した数にならないことがほとんどであるため、このようにして他社物件の情報も載せるのです。


■ 店頭の「マイソク」の募集が終わっていることが多いのはなぜか?

「マイソク」=物件資料はわざと曖昧につくられているって本当!?


店頭にこうした情報を貼り出すのはなんといっても集客のためです。インターネットを利用した集客が中心となった現在でも、看板を見て入ってくる「飛び込み客」はどうしても欲しいものです。

「マイソク」=物件資料はわざと曖昧につくられているって本当!?


ビルの1階に店を構えた路面店ならまだしも、ビルの上層階に店舗がある場合、このような手段でも取らなければ飛び込み客は来ないでしょう。


「マイソク」=物件資料はわざと曖昧につくられているって本当!?

路上に置かれたこのような看板を、横から見た形から「A看板」と呼びます。

お客様の足を止めさせ、店内にまで入らせなければならないのですから、貼り出す内容としては誰もが「ここに住みたい!」

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