施主支給とDIYを駆使、デザインもコストも納得のリノベ【リライフプラス】
親族が所有していた、環境、アクセスともに良好な築30年のマンションをリノベーションして住むことにしたOさん夫妻。
リノベーションを依頼したのは、エム・デザイン。
「工事費を安くするのではなく、適正価格で提供したい」という、代表の藤原真紀子さんの考え方に共感したそう。
設備の施主支給やDIYも取り入れ、工事費630万円(税・設計料込み)でラフでカッコいい住空間を手に入れました。
■ 男前でインダストリアルなLDK
もともとは地下で薄暗かったという室内。
ベランダ側の2室を撤去し、奥のキッチンまで光を取り入れることで明るいLDKに一新しました。
床は小学校の床をイメージし、ダメージ加工を施したオーク材を使用しています。
また、LDKにはやや目立つ梁がありますが、モルタルでの補修と黒い塗装をすることで、インテリアにスッと溶け込むアクセントに。
壁はモスグリーン、建具はネイビーで統一しています。
壁付けだったキッチンは、コンロだけを切り離して2列配置に。「横移動より、振り向いた方が効率的」と妻。
LDKのラフな空間に馴染むよう、システムキッチン側面の化粧板をはがし黒く塗装しました。