確実に“出る”事故物件に住みたい!松原タニシさん【すまいの話、しませんか】no.9
格安のイメージが強いけど、相場の半額なんてことはないし、契約の1年後にはもとの家賃に戻る物件もあったりする。
家賃が安いからと事故物件に住む人もいるけど、何年にもわたって何軒も渡り歩いているのは僕くらいでしょうね(苦笑)」
自分には霊感はないという松原さんにとって、事故物件に住んだからこそ分かることはあったのだろうか?
「事故物件に住み続けて分かったのは、心霊現象って、幻覚や思い込みの場合が多いということ。
僕が3軒目に住んだ事故物件は2人死んでいる部屋で、そこにいると頭痛がひどいんですが、シックハウスだと思ってる(笑)。つまり、気の持ちようです。
でも、こうした可能性をすべて排除しても、説明できないことがある……。
その瞬間がいちばん怖いですよ。『あ、ホンモノだ』と分かるときが!」
■ “ホンモノ”を知っている松原さんが最も怖かった「事故物件」
「ホンモノ」を体験している彼が、最も怖かったという事故物件の話がすさまじい……。「初めて住んだ大阪の物件は、いちばんヤバかった。
暮らし始めて間もなく僕が交通事故に遭い、その直後、引っ越しを手伝ってくれた後輩芸人も事故に遭った。
それだけでは終わらず、10年前に同じマンションに住んでいた芸人が、同じ時期に事故に遭った。