くらし情報『大型犬と仲よく快適に共生!「温熱環境」を整えた憩いの家【住まいの設計】』

大型犬と仲よく快適に共生!「温熱環境」を整えた憩いの家【住まいの設計】

ラブラドールレトリバーのミスター(オス/10歳)と暮らすHさん夫妻。

「以前の家は、冬は寒いし、夏はとても暑かったんです。特に夏場は暑がりのミスターのため冷房を入れっぱなしにしていたので、電気代が月3万円ほどになることもありました」(夫)。

愛犬と暮らす中で多くの課題を感じていたご夫妻は、お互いにストレスなく過ごせる場を求めて新築を決意しました。

さて、どんな家ができたのでしょう。

■ 夏涼しく冬暖かな家にミスターもご満悦!?

Hさんの家


設計を依頼された建築家の堀部直子さんは、高気密仕様に加えて、夏の日射を遮る深い庇や、風と光を制御する吹き抜けを採用しました。

快適な温熱環境をかなえ、太陽光発電+エネファームのダブル発電で光熱費の削減にも成功。

また以前の家はリビングが2階にあり、階段が苦手なミスターの大きな体を抱えての上り下りが大変だったといいます。


そこでLDKを1階にし、デッキで庭とつなげました。

リビング上部を吹き抜けにしているから、視覚的な広がりも得られ開放感いっぱい。

Hさんの家


冬場はリビングに床暖房を設置することで床座も心地よく、輻射熱で2階の寝室まで穏やかに暖められるそうです。

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