まるで戸外のような空間!天窓からの光と木に包まれた家【住まいの設計】
小学生の子どもをもつ齋藤さん夫妻は、のびのび子育てをしたいと、借景の緑を眺められる土地を購入。
そんなご夫妻の思いを受け、建築家の布施木綿子さんは「林の中にいるような空間づくり」を目指したといいます。
樹種を多く使うなど、特徴的な斎藤邸。どんな住まいができ上がったのでしょう。
■ 「林の中にいるような」空間づくり
齋藤さん夫妻が設計を依頼したのは、「アーティスティックだけど派手ではなく、シンプルな感じ」が好みに合うと感じた、佐藤・布施建築事務所でした。
一般の住宅と少し異なるのは、いわゆる玄関はなく、ウッドデッキからリビングへダイレクトにアプローチすること。
デッキから木製サッシを開けるとすぐにタイル貼りのリビングが広がります。
こちらがそのリビングです。
日当たりのいい明るいリビングは、長男の遊び場にもなっています。
その先に進むと、木をたっぷり使用したダイナミックな空間が広がります。
見上げる吹き抜けは下見板張りの壁で囲まれ、天窓から光が降り注いでいます。
布施さんが目指した「林の中にいるような空間」が実現しました。
深呼吸をしたくなるような爽やかさを感じますね。