羽毛ふとんを80年以上使うための洗浄とリフォームとは?キャリア25年のプロに聞きました
ウォッシュの場合は、解体して中身の羽毛ふとんを取り出しますので、古い側生地は廃棄処分となり、新しい側生地に充填されます。
このプロセスを行なっている工場にもよりますが、新しい側生地を選べる場合もあります。綿100%の生地または化繊(通常TCまたはTTCと呼ばれる生地)の選択になりますが、綿は値段は高めとなり、少しおふとん全体が重たくなりますが、綿ならではの通気性など、優れた点も多くあります。
プレミアム(ロイヤル)ウォッシュッシュをかける前に、側生地の質と色柄を確認することをお薦めします。
白い生地を希望される方は、ベージュやクリームなど、薄くても色が付いていないか、かならず確認してください。
(クリームやベージュでも、ふとんカバーを通して地色が透けて見えてしまう場合があります)
集めた羽毛を洗濯機にバキュームダクトを使って移動させます
個別洗濯機。
他の人の羽毛と混ざることはありません
芯まで洗いあがった羽毛
洗い上がった羽毛をバキュームダクトで乾燥機へ送ります
これ以降の、詳しいプロセスについては、ぜひこちらのサイトをご覧ください。
■ 羽毛ふとんの「リフォーム」とは
次に、打ち直しと仕立て直しについてご説明します。