“あえての段差”で空間を分けるワンルームリノベ【リライフプラス】
その下には普段使わないものをたくさん収納できます。
隣接する書斎兼収納室と場を分けている壁には、マリメッコの壁紙を貼ったニッチを設けて軽快な印象に。
「フローリングの床から直接窓があるより、ワンクッション置いた関係性が欲しかった」という夫の希望で、窓側には縁側を設けました。
床の高さを一段下げ、モルタル仕上げにしたことで、内でも外でもない中間領域が誕生。
普段は自転車を置いたり、洗濯物を干したり、ときには段差に腰かけてのんびりしたりしているそう。
ダイニング側の一部に設けたブラックのフレームのガラス入りパーティションが空間のアクセントに。
大和家では、空間を引き締めるための”差し色”を黒に決め、窓枠や家具などにも多用しています。そのため、キッチンのタイルも迷わずブラックに。
キリリとした男前のキッチンになりました。
また、もともとの間取りを活用して、キッチンと洗面はひと続きにすることで家事動線を確保。
キッチン奥からバルコニーへ出られる、勝手口のようなドアも使いやすいそう。
■ LDKを囲む、機能的で居心地のいいスペースたち
テレビ台の後ろには造作のオープン棚をつくり、LDKとは空間を緩やかに仕切った「書斎兼収納室」