杉の床、薪ストーブがもたらす落ち着いた空間のある家【住まいの設計】
外観はシンプルなボックス型。将来を見越してか、大きな開口部は見当たりません。
1階は中央にピロティ形式の駐車場があり、右手に玄関、左手に茶室を配置しています。
では家の中へ。外観からは想像できない展開です!
佐久間さんが提案したのは、2階LDKの東と西の両方に庭を設けること。
「光庭」と名づけたその外部空間は、LDKを穏やかな光で満たし、風も通してくれます。
右手に薪ストーブコーナーがありますが、それを出窓のように飛び出させることで、開放的なLDKとなりました。
光庭、階段室、薪ストーブの上の高窓など、あちこちから光が入っているのが分かります。
こちらはダイニングから見た東の光庭。
デッキを敷いた光庭は「使う庭」。
キッチンで淹れたコーヒーを片手に一息つくのもいいですね。
西の光庭側を見たLDKは、木製サッシの色に合わせて塗装した長いフローリングが広がりを演出しています。
西の光庭の足元には苔が植えられ、和庭の趣です。
木製サッシに目がいきますが、木製サッシは見た目に美しいだけでなく、気密性や断熱性、防火性も兼ね備えているんです。
ちなみにメーカーは、アイランドプロファイルの「プロファイルウインドー」